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ドイツIOBオーガニックスクール受講生の声Vol.19 野高 美佳 さん
・名前:野高 美佳
・職業:塾講師 、オーガニック専門店店員
・修了コース:ドイツIOB認定オーガニック専門家資格オンラインコース
・年齢:55~64歳
・居住地:大阪府
1. 現在はどのようなお仕事をしていますか?
塾講師とオーガニック専門店店員をしています。小中学生の受験専門塾にて国語科を担当し、小学1年生から中学3年生までを指導しています。
また「食」に携わりたい思いから、オーガニック専門店で週に1~2日働かせていただき、毎回たくさんの学びと喜びをいただいています。
2. なぜオーガニックに関心を持ったのですか?
私自身が10代20代とアレルギーに悩まされ、そのためにかなりの遠回りをして食や環境の重要性に気づきました。実家が青果店を長年営んでいたことも、食材に関心を持つようになったきっかけです。
また、妊娠を機に産まれてくる子どもが安心安全で幸せに暮らしていける環境は親である自分が作り選んでいかなければならないと気づき、食生活と住環境を整えたいと思ったからです。
3. お仕事や毎日の生活の中で、オーガニックに関係した印象深い体験はありますか?
子供たちは生まれた時から重度のアレルギー性疾患を持っていたので、お医者様や先輩ママさんたちからさまざまなアドバイスをもらいながら、治療を受け対策をとっていました。そして、オーガニック食材を提供してくれる農家さんを見つけ購入したお陰で、子どもたちは少しづつ喘息や皮膚炎の症状が治まっていったことが一番貴重な体験です。
4. なぜオーガニックを学ぼうと思ったのですか?
塾講師はさまざまな問題を扱います。小学4年生以上になると国語の読解問題には環境に関わる設問が増え、授業準備で下調べをする中で、改めて世界が抱える問題が見えてきたのです。
入試にも出題されるため、自分のこととしてどう記述するのかを指導してきましたが、それと共に子どもたちが「どう思考力をつけ、この世界を自分の力で生きていったらよいのか?」を考えるきっかけを提供したいと考えるようになりました。そこで、さまざまなセミナーを受けているうちにSDGsの存在を知りました。自分が取り組んでいた食の問題も関係していることから、これをどう結びつけて自分のこととしたらよいかを探っているうちに、やはりキーワードは「オーガニック」なのだと確信し、基礎から学びたいと思った次第です。
5. その中でドイツIOBオーガニックスクールを選んだのはなぜですか?
さまざまな団体のシスティマティックな学習の単元を見たときに、知りたいのはこういうことではないと違和感を持っていましたがその中でもドイツIOBオーガニックスクールには親しみと情熱を感じました。
その後レムケなつこさんとお話させていただく機会があり、迷わずドイツIOBオーガニックスクールに入学しました。
6. 受講した感想をお聞かせください。
とにかくおもしろいです!動画を最初から最後まで見る中でその都度動画を止めながら、レムケなつこさんの言葉をほぼ全てノートに写し、表やグラフや図も手書きして毎月楽しんでいました。素人ですので、もっともっと続けて学びたかったです。
また、なつこさんやスクール生の皆さんとのつながりは受講後の今でも続いています。とても楽しく刺激的でありがたく思っています。
7. 一番印象に残った内容とその理由をお聞かせください。
「すべての生きとし生けるものが幸せになるプロセスがオーガニックである」というなつこさんの考えの広さと深さに共感しました。
それは、今の地球規模で起こっている問題解決にとって一番基本になる手段だからです。
私はSDGsや人間の起こすさまざまな問題にこのオーガニックの考えで臨むと全てが解決していくと考えています。
スクールで受講させていただいた内容が、現代の社会課題の確信をついた新しい情報、そして先見性のあるものであり、なつこさんの言葉を裏付けるものだと思っています。
8. 今後、学んだことをどのように生かしていきますか?
2つの仕事を通して学びを深め、互いに生かす手段としてオーガニックを広めたいと思っています。
ただ、限界も感じているのでいつかはビオホテルが解決する環境を子どもたちに提供し、学びの場、居場所をつくりたいと思っています。
9. これからドイツIOBオーガニックスクールへの入学を考えている方へのメッセージをお願いします。
一緒に学んでいきましょう!
世の中はどんどん大変な方向に動いています。しかし、気候変動、森林破壊・土壌や水、大気の汚染などの環境問題は、個人の選択において解決できるかもしれません。「将来を変えられるのは実は自分なんだ」と思いました。
スクールの仲間からは刺激を、なつこさんからは熱量、本気度を受け止め、学びの楽しさを感じてほしいです!