学生向けプログラム講演『環境、社会、次世代にとっていいオーガニックの秘密』を、広島県立庄原実業高校で実施します。

ドイツオーガニックビジネス研究所代表 レムケなつこの講演が日本にて行われます。
今回の講演は、初の学生向けプログラムとして公立高校で実施いたします。

Contents

講演『環境、社会、次世代にとっていいオーガニックの秘密』について

本講演は、広島県立庄原実業高等学校にて実施されます。
対象となるのは、「生物生産学科」「食品工学科」「環境工学科」「生活科学科」の1年生です。

庄原実業高等学校には、「農業と環境」という授業があり、先に述べたどの学科も、始めに栽培プロジェクトについて実習をしながら学びます。1年生でこの「農業と環境」、そして「学科基礎」と呼ばれる各学科の基礎的な内容を含んだ単元を経て、2年生の「農業実践研究」という授業に発展し、3年生の「課題研究」において集大成となる流れで教育をされているため、どの学科もオーガニックの原則と関わりがある、と先生方にご判断いただき、今回の講演を企画するに至りました。

講演概要

  • タイトル:『環境、社会、次世代にとっていいオーガニックの秘密』
  • 内容:  ・オーガニックの欧州定義(オーガニックセクター国連IFOAMが提唱する「有機農業の原理」)について  ・オーガニックがもたらす環境、社会、次世代へのベネフィット
  • 日 程:  9月15日(火)
  • 時 間: 15時25分~16時15分
  • 対 象: 1年生全員(95名予定)
  • 実施高校:広島県立庄原実業高等学校

※当日まで内容を変更する可能性があります。
コロナ感染症の影響を考慮して、今回はオンライン形式の講演となります。

本記事に基づいたお問い合わせ・講演依頼などは、IOBの窓口(または、hi@iob.bio )へお願いいたします
学校への直接のお問い合わせは、ご遠慮ください。

レムケなつこが次世代に伝えたいオーガニックの概念とベネフィット

高校生向けオーガニック講演会撮影:レムケなつこ

 

今回は、園芸や畜産に関わる実質的な農業の技術を学ぶスタート時期にオーガニックの概念について知ることにより、自然生態系の保全及び持続可能な農業について、より包括的に考える機会を持ってもらいたいという想いから、学生向けプログラムとして講演内容を構成しました。

私たちにとって身近な食が、いかに様々な環境・社会課題と結びつき、社会・地球・次世代に働きかけていく力を持っているかを、最新エビデンスに基づいてわかりやすく、学生(高校生)に説明したいと思います。

2014年国連は、「環境への悪影響は、高度な集約型農業システムが限界にきていることを示している」と世界食料農業白書の中で述べ、現代の農業のあり方を批判しました。実際に、現代の食の生産スタイルは、気候変動、森林破壊、土壌劣化、水不足、生物の絶滅、土壌・水・大気汚染など、様々な環境問題の要因となっています。

しかし、食の仕組みは問題の原因であるだけではなく、解決策にもなりえます。

IOBでは、今後も、次世代教育の一環としての講座・講演を実施いたします。プログラムは、対象によりカスタマイズが可能です。学びたいという教育機関、その他団体の方には学生向けとしての対応をいたしますので、ご相談ください。

エビデンスに基づき、“オーガニックの価値を、パーソナルからソーシャルへ。”

レムケなつこは、オーガニックには今、そして将来、世界が直面する環境問題・社会課題を解決し得る力があると考えています。

オーガニック最先端ドイツ在住のオーガニック専門家として、ソーシャルベネフィットなオーガニックとは何か、そもそもオーガニックの概念とはどういうものなのか、そして、エビデンスに基づく情報を提供します。

 

講座・講演問い合わせ先はこちら
IOB法人研修バナー

 

 

日本では手に入らないオーガニック情報

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